ヴィナイオッティマーナ2011『仙台・東北』来仙生産者<2>
2011年 10月 22日
ヴィナイオッティマーナ2011『仙台・東北』
会場店舗<2> ステージ2
『エノテカ・イル・チルコロ』
022-227-0180
宮城県仙台市青葉区国分町1-7-10 SKビル 1F
<来店生産者>
『ラ・ビアンカーラ』
『イル・カンチェッリエレ』
『ヴィッラベリーニ』
<コラボレーション店舗>
『オステリア デッレ ジョイエ(福島)』
『エノテカ・オルモ・デル・カウカソ(秋田)』
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ステージ2『エノテカ・イル・チルコロ』
来店生産者についての紹介
『ラ・ビアンカーラ』 代表ワイン「サッサイア Sassai」
ソアーヴェの隣の DOC 地区である、ガンベッラーラで、アンジョリーノ・マウレが 1989 年より、7 ヘクタールの畑とともに始めたワイナリー。年生産量は約 4 万本。畑の土壌は火山岩質で、ミネラル分に富んでいる。斜面も日照条件のいい南東‐南西向き。畑では無施肥による有機農法を実践、ブドウの収量制限、すべてのワインを野生酵母で醗酵、瓶詰めまで 2 酸化硫黄未添加、バリックから大樽への回帰など醸造理論に関しては、エドアルド・ヴァレンティーニ、ジャンフランコ・ソルデーラ、ヨスコ・グラヴナーらと考えを共する。2003 年のレチョートは、ノーマルクラスとしては初の試みである 2 酸化硫黄無添加でボトリングされた。
『イル・カンチェッリエレ』 代表ワイン「ジョヴィアーノ Gioviano」
タウラージの生産地域では、近年でこそ自家ボトリングを始める農家(小規模ワイナリー)が増えてきたが、伝統的には、農家は自家消費用と古くからの顧客のための計り売り用にのみワインを生産、大半のブドウは仲買人もしくは大手ワイナリーに売却していた。ロマーノ家は、モンテマラーノ村で 1800 年代半ばからブドウとワインを生産してきた一家。2005 年ヴィンテージのワインから、カンティーナ ジャルディーノのアントニオ デ グルットラのアドヴァイスを受けて自家ボトリングを開始。現在では生産する約 4 割のブドウで自らワインを仕込み、残りのブドウは畑の区画ごとに契約を交わした、数軒のワイナリーに売却している。ちなみにカンティーナ ジャルディーノのレ フォーレは彼らのブドウから生産される。畑は全てワイナリーに隣接しており、標高 450-550mに計 8 ヘクタールを所有。畑でもワイナリーでも昔ながらの手法を踏襲、除草剤などの化学農薬は使用せず、ボルドー液のみを使用、温度管理を行わず 20-25 日の醸し醗酵、熟成には新樽は用いず、2 酸化硫黄もボトリングの際にごく少量使用するのみ。無清澄、ノンフィルターでボトリング。2005 年、自家消費用と計り売り用以外に、多めに生産したワインをボトリングしたものがジョヴィアーノとなったのに対して、タウラージ 2005 年の生産は当初予定されていなかった。彼らの所有する中で最も標高の高い区画のブドウは、収穫直前に訪れた悪天候のため、売れずに残ってしまっていたが、11 月2日以降の好天により、ブドウは再び凝縮した。売り先はないが、品質の良いブドウをそのまま捨て置くのは農民としての良心が痛み、自ら醸造することにして、急遽大樽を購入、そこで 24 ヶ月熟成、瓶内でさらに 1 年以上熟成させてからリリースさせた。
『ヴィッラベリーニ』 代表ワイン「ヴァルポリチェッラ ターゾ Valpolicella Taso」
ヴィッラベッリーニは、1700年代の建物と6ヘクタールの庭園からなる、すべて石壁に囲まれた屋敷で、その中に約2ヘクタールのブドウ畑がある。チェチーリア トゥルッキによって 1990 年から完全に有機農法に転換。樹齢 35 年の樹のある畑は伝統的な棚仕立てで、植樹密度はヘクタールあたり 4000 本、新しい畑ではアルベレッロ仕立てで、ヘクタールあたり 10000 本と高密植。1991 年まではアマローネも生産していたが、現在はヴァルポリチェッラとレチョート デッラ ヴァルポリチェッラのみを生産。2004 年のヴァルポリチェッラの生産量は 4500 本。
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会場店舗<2> ステージ2
『エノテカ・イル・チルコロ』
022-227-0180
宮城県仙台市青葉区国分町1-7-10 SKビル 1F
<来店生産者>
『ラ・ビアンカーラ』
『イル・カンチェッリエレ』
『ヴィッラベリーニ』
<コラボレーション店舗>
『オステリア デッレ ジョイエ(福島)』
『エノテカ・オルモ・デル・カウカソ(秋田)』
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ステージ2『エノテカ・イル・チルコロ』
来店生産者についての紹介
『ラ・ビアンカーラ』 代表ワイン「サッサイア Sassai」
ソアーヴェの隣の DOC 地区である、ガンベッラーラで、アンジョリーノ・マウレが 1989 年より、7 ヘクタールの畑とともに始めたワイナリー。年生産量は約 4 万本。畑の土壌は火山岩質で、ミネラル分に富んでいる。斜面も日照条件のいい南東‐南西向き。畑では無施肥による有機農法を実践、ブドウの収量制限、すべてのワインを野生酵母で醗酵、瓶詰めまで 2 酸化硫黄未添加、バリックから大樽への回帰など醸造理論に関しては、エドアルド・ヴァレンティーニ、ジャンフランコ・ソルデーラ、ヨスコ・グラヴナーらと考えを共する。2003 年のレチョートは、ノーマルクラスとしては初の試みである 2 酸化硫黄無添加でボトリングされた。
『イル・カンチェッリエレ』 代表ワイン「ジョヴィアーノ Gioviano」
タウラージの生産地域では、近年でこそ自家ボトリングを始める農家(小規模ワイナリー)が増えてきたが、伝統的には、農家は自家消費用と古くからの顧客のための計り売り用にのみワインを生産、大半のブドウは仲買人もしくは大手ワイナリーに売却していた。ロマーノ家は、モンテマラーノ村で 1800 年代半ばからブドウとワインを生産してきた一家。2005 年ヴィンテージのワインから、カンティーナ ジャルディーノのアントニオ デ グルットラのアドヴァイスを受けて自家ボトリングを開始。現在では生産する約 4 割のブドウで自らワインを仕込み、残りのブドウは畑の区画ごとに契約を交わした、数軒のワイナリーに売却している。ちなみにカンティーナ ジャルディーノのレ フォーレは彼らのブドウから生産される。畑は全てワイナリーに隣接しており、標高 450-550mに計 8 ヘクタールを所有。畑でもワイナリーでも昔ながらの手法を踏襲、除草剤などの化学農薬は使用せず、ボルドー液のみを使用、温度管理を行わず 20-25 日の醸し醗酵、熟成には新樽は用いず、2 酸化硫黄もボトリングの際にごく少量使用するのみ。無清澄、ノンフィルターでボトリング。2005 年、自家消費用と計り売り用以外に、多めに生産したワインをボトリングしたものがジョヴィアーノとなったのに対して、タウラージ 2005 年の生産は当初予定されていなかった。彼らの所有する中で最も標高の高い区画のブドウは、収穫直前に訪れた悪天候のため、売れずに残ってしまっていたが、11 月2日以降の好天により、ブドウは再び凝縮した。売り先はないが、品質の良いブドウをそのまま捨て置くのは農民としての良心が痛み、自ら醸造することにして、急遽大樽を購入、そこで 24 ヶ月熟成、瓶内でさらに 1 年以上熟成させてからリリースさせた。
『ヴィッラベリーニ』 代表ワイン「ヴァルポリチェッラ ターゾ Valpolicella Taso」
ヴィッラベッリーニは、1700年代の建物と6ヘクタールの庭園からなる、すべて石壁に囲まれた屋敷で、その中に約2ヘクタールのブドウ畑がある。チェチーリア トゥルッキによって 1990 年から完全に有機農法に転換。樹齢 35 年の樹のある畑は伝統的な棚仕立てで、植樹密度はヘクタールあたり 4000 本、新しい畑ではアルベレッロ仕立てで、ヘクタールあたり 10000 本と高密植。1991 年まではアマローネも生産していたが、現在はヴァルポリチェッラとレチョート デッラ ヴァルポリチェッラのみを生産。2004 年のヴァルポリチェッラの生産量は 4500 本。
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by les-amis-du-vin
| 2011-10-22 17:24
| ヴィナイオッティマーナ